<10月14日 地域の方々と語る会>



地域の方々と語る会
本日は、校区内の公民館長の皆様、そして、民生児童委員・主任児童員の皆様、「地域の方と語る会」にお越しくださいまして、ありがとうございます。
まず初めに、この会を行います趣旨でもあります今年度の本校の教育方針をご紹介いたします。これは、今年度の6月1日付で発行いたしました学校だよりです。
本校区内である弥藤吾の観清寺に、かつて幡羅高等小学校がありました。そして、明治31年(1898)4月に、生徒保護者あてに出した通知「家庭心得」があります。この冒頭に、家庭と学校、地域社会が一緒になり、子育てをするという、「生徒保護者への御注意」が示されています。
(口語訳)「拝啓 ことわざにも、『教育は、家庭の教えで芽を出し、学校の教えで花が咲き、社会の教えで実を結ぶ』とありますので、学校と家庭とは、常にその方向を同じくし、お互いに力をあわせて、幼い子を社会の悪い風習に染まらせないようにしたいものです。そこで次にあげます一つ一つのことを、毎日お心がけください。 明治31年4月 幡羅高等小学校 生徒保護者各位御中」
この冒頭の文に続いて、ご家庭での子育てについて、22の項目があげられています。 その1つ目(学校教育の目的)を紹介します。
一、学校教育の目的は、今さら申し上げるまでもなく、ただ、国語や算数などを教えるだけではなく、国や郷土を愛し、親孝行をし、兄弟姉妹仲良くするなど人格の完成を目指すものです。
ここで、今年度の妻沼西中学校の教育方針を紹介いたします。
① 本校は、明治期の幡羅高等小学校の教えを学校教育に生かし、全教職員の共通理解と協力体制のもと、創意工夫を生かして、学校教育目標の実現を目指す教育活動を展開していきます。
② 不透明な時代を生きる子どもたち自らの可能性と学びの伸長を実感でき、主体的に『学び続けること』こそが価値であることを共有できる教育活動を展開していきます。
明治31年(1898)は、今から128年前のことですが、ここに書かれていることは、今の学校教育にも、変わらず大切なこと(「不易」)であると考えます。また、現在の教育改革(「流行」)にも高い感受性をもち、学校教育を推進してまいります。是非、「家庭心得」にありますように、学校と家庭、地域がその方向を同じくし、お互いに力を合わせて、本校の教育活動に協力いただきますよう、よろしくお願いします。
本日は、地域の皆様をお招きし、学校の生徒とテーマのもとに対話する機会を設けさせていただきました。この「地域の方と語る会」は今年度初めての試みです。うまくいかない点や不手際な点を感じることもあるかと思いますが、ぜひよろしくお願いいたします。
令和8年10月14日 「地域の方と語る会」校長あいさつ 清水利浩


